厳冬の秩父にて
社員のYです。
1月18日から22日まで、埼玉県秩父市にあるミューズパーク内音楽堂にて、韓国を代表するバリトン歌手のチェ・ヒョンス(Hans Choi)氏の録音をしてきました。
チェ・ヒョンス氏のプロフィールの詳細はヴォイス・ファクトリー株式会社様のHPhttp://www.voice-factory.com/main/sb.cgi?pid=15を参考にしていただくとして、ヒョンス氏は、プロフィールにもある通り、まさにビロードのようなピアニッシモから力強いフォルテまでを自在に操る美声に加え、繊細で深い音楽的知性を併せ持つオペラ歌手で、録音はとてもすばらしいものになりました。
また録音中は、日本語、韓国語に加え、イタリア語、英語が飛び交う国際色豊な?現場となりました(笑)
録音場所の秩父ミューズパーク音楽堂は我々が普段からよく使っているホールで、我々のみならず、いろいろな会社の録音にもよく使われる、こじんまりとした使い勝手の良いホールで、山の上に有る為、とても静かなホールです(クラシックの録音には、この静けさが大事なんです!)
↑今回のセッティングはこんな感じ。
最終的には中央のメインマイクSchoeps CMC6xt+2S×2本と、写真には写っていませんが、客席にホールの響きを録音する為のオフ・マイクSchoeps CMC5+2S×2本の合計4本を使用。
ただ録音初日は大変寒い日で、ステージ上の空調(暖房)を止めると、あっという間に気温が下がり、あの手この手で暖をとりながらの録音となり、アーティストには大変な初日だったと思いますが、二日目以降は気温も少し上がり、ちょっとは楽になったと思います。
↑チェ・ヒョンス氏と今回伴奏を務めていただいたピアニストの松崎充代さん
今回の収録曲は、トスティや韓国、日本の歌曲で、とてもバラエティにとんでいて、アルバムの完成が楽しみです。
↑ヒョンス夫妻とスタッフの記念撮影
右から、プロデューサーのヴォイス・ファクトリー輪嶋氏、ディレクターのユージン・プランニング坂元氏、ヒョンス氏、奥様、エンジニアのNAR社長今泉。
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