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一応完成しました(笑)

社員Yです。

前回お知らせした通り、新しい事務所と編集スタジオがようやく一応の完成迄たどり着きました。
1/28には間に合いませんでしたが、引っ越しと仕上げ作業とを平行作業し、諸々の後片付けを済ませ、ようやく先週位から落ち着いて仕事ができる環境になりました。

とは言っても、編集室の方はこれから仕事をしつつ、音の微調整もしつつ完成させなくてはならないので、本当の完成はまだまだ先の話です。


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壁や天井に吸音材を貼付けたり、機材のレイアウトを変更してみたり、カット・アンド・トライで少しづつ微調整を加えます。

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今回はマシンルームは特に設けず、編集室と事務所の壁に沿って機材を並べ、マシンエリアとしました。
事務所内は禁煙(社員は一人を除き、全員禁煙者)なので、タバコの煙の影響はありません。

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新しい事務所スペース。
南向きの大きな窓のお陰で朝から太陽の光が入り込み、明るくオープンな事務所(社長の趣味で、壁の色は南欧風の黄色、棚や扉は焦げ茶色に塗り直しました)

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部屋の入り口から事務所エリアに至る壁一面に作った棚群。
奥は在庫棚、手前は資料棚。

一段落したら、次は今迄事務所に使っていた1階の部屋を機材倉庫にする作業が待っています。

まだまだ先は長いですが、これからは作業効率も格段にアップするので、今迄以上に気合いを入れてバンバン仕事をしていこうと思いますの、生まれ変わった「新、日本アコースティックレコーズ」をこれからも宜しくお願いします。




あけましておめでとう

皆さん、明けましておめでとうございます。
本年も「温もりのあるアコースティックサウンド」を目指しがんばりますので、皆さんよろしくお願いします。

昨年は朝日新聞出版様との新しい仕事で、お寺の梵鐘やお経、法要のシリーズ録音が始まり、例年以上に忙しい年となりました。
このシリーズ、今年いっぱい続くという事なので、例年のルーティングワークに加え、今まで以上に気合いを入れてがんばります。そして早速来週は法隆寺へ出張です。

さて今年最初のトピックスです。
実は現在新しい編集室を作っています。
今まで編集室は渋谷の松涛、事務所は神保町、機材の保管は本社の千葉と分かれていたのですが、事務所のあるビルの3階に空きができたので、今回本社機能以外の全ての機能をここに集約して心機一転がんばってみようとって事になりました。

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上の写真は、1/4今日現在の様子。
右の端に見えるのが、部屋全体の入り口、写真中央に大きく開いているのが、編集室の入り口。
写真左手奥がスピーカー側、右側がリスニングスペースになる予定。

前回松涛に編集室を作った時も大工さんと共同での手作りでしたが、今回も皆で手作りです。
大工さんに全体の箱を作ってもらった後は、壁や床の処理は自分たちで行う予定。

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上の写真は事務所スペースになる予定。
1階から3階への移転で、大きな窓があり、日当りも良くなり随分居心地が良くなりそうです。
今回はスペースに若干の余裕が有るので、事務所に一角にお客様スペース兼ミーティングスペース(ミーティングルームじゃないですよ(笑))をもうける予定です。

という訳で今月末に引っ越し&再スタートの予定です。

引っ越し&編集室完成のあかつきにはまたご報告いたします、それでは〜!

NHK第一のラジオビタミンを聴いていたら

社長です。感動と感謝の気持ちを表したくてブログを書いちゃいました。

今日は車で出勤です。ラジオを点け、何時ものようにラジオビタミンを聴いていると今日のゲストは亀渕昭信さんと言うではありませんか。昭信さんは友香さんのお兄さんなのでまさかとは思いながらも「ひょっとして...」なんて淡い期待を一瞬抱いた事を忘れて、深夜放送で聴かせてくれていたぼくらの兄貴的な軽快なトーク全開で昔を懐かしみながら聴き入っておりました。そしたらなんと昭信さんのリクエストで友香さんの「きずな」を掛けてくれました。ラジオから「きずな」が聞こえて来たときは感動で鳥肌が立ちました。

ちょ~うれしいー。


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InterBEE、沖縄、永平寺

社員Yです。

11月17〜19日の三日間、幕張メッセでInterBEE(国際放送機器展)に3年ぶりに行ってきました。

このイベントは国内外の放送、録音、音響関係の機器展示の他、各種コンベンション等もあるのですが、私はもっぱら機器展示会場で、各メーカーの営業さんとの顔つなぎや最新機材の説明を受けていました。

3年降りに会場に行ってみると、転職している顔見知りの営業さんが多く、新しい名刺を沢山頂きました(笑)

ここ数年録音や音響ブースの展示が小規模化し、会場全体に占める割合も小さくなって寂しい印象が有ったのですが、今年は久しぶりに参加したせいか、数年前よりは賑わっているように感じました。

今回の目玉はやはりヴァージョンアップしたPro Tools 9でしょうか?
専用のAvidオーディオ・インターフェースだけでなく、Core Audio、ASIO対応のサードパーティ製I/Oにも対応したのが選択肢が広がってありがたいですね。

また各ブースとも、純粋に音だけの展示は少なく、映像とシンクロした展示やセミナーが目立ちました。

11/19〜21には社長のIが音職ドット・コムのメンバーとして沖縄の洞窟でのオルゴールの録音実験に行きました。
こちらは私は録音された音を聞いただけなのですが、洞窟の天井から滴り落ちる水滴の音も混じったりして、なかなか風情があるというか、絵が見えてきそうな録音になっていました。
これらが今後どのように発展していくのか楽しみです。

11/27〜28は福井県の永平寺へ出張でした。
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(仏殿の前に見える木組みは雪囲い、紅葉がとても奇麗でした)
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前の情報では、取材と言えども修行をしなければ宿坊には泊まれないという話だったのですが、今回は体験取材では無かったので、食事を自室で食べれるようにして頂いたり、機材を地下駐車場から車いす用スロープとエレベータを使って法堂の目の前にまで運べる様して頂いたりと、いろいろご配慮頂きました。

上の写真は夕食に出た精進料理(量は少なく本当に粗食ですが、味がしっかり付いていて美味しいです!)

しかし天候には恵まれず、東京から福井へ移動中、北陸自動車道へ入った途端雨が降り始め、帰路について上信越自動車に入るまで、ほぼず〜と雨でした。
ただ不思議だったのは、28日の朝の梵鐘の録音が終わった途端雨が降り始め、その後の朝の勤行(朝課)の録音時も、前半はまるで豪雨の用な降り方だったのが、CDに収録予定のお経が始まる頃には小振りになり、とても偶然とは思えない状況でした。

さて今日から師走。
残すところ後1ヶ月、がんばって無事に年末を乗り切りましょう!

すっかり秋模様

先月はまだ半袖でも大丈夫な日が有ったのに、今ではすっかり寒くなりましたね。

さて10月後半は、毎年恒例の中学校の校内合唱祭のライブ録音が3日間で延べ12件ありました。
基本的に卒業記念品のCDになるものなので、なるべく奇麗に録ってあげたいのですが、演出上の問題でマイクの位置が制限されたり、仕込み時間が短くて本番開始に間に合わなかったり、飛行機やヘリコプター、トラック等の外部からのノイズ、雨が体育館の屋根をたたく音等、不本意な録音になる事も多々あります。
可能な限り録り直しも提案しますが、タイムスケジュールの都合でそれも出来なかったり、また本番以上の集中力が出なかったりと、他の問題もあります。

これらの仕事は外注受けなので、その後の編集作業が無いため随分気持ち的には楽ですが、元請けの会社は何百校と受注しているので、編集や納品(学校なので全てが同じような日に集中する)を考えると、恐ろしく大変な仕事です。

11月に入るとお寺での録音が沢山あります。
この上旬だけでも、延暦寺、唐招提寺、東大寺、知恩院、西本願寺と毎週のように出張です。

お寺での録音は気をつけなくてはならない事がいくつか有ります。
特に本堂での勤行の録音時には、
1.電源(電圧が低かったり、位相が逆の場合もあり、また容量の問題も)
2.マイクの置き場所やケーブルの引き回し(今回は写真撮影も同時に行われるので、必ずしも録音主体でマイクを置けない事も・・・また当然殆どの建物が国宝や重文なので、傷など付けないように等)
3.気温や湿度、風
4.リハーサルがないので(当然ですが・・・)マイクアンプの設定や録音レベルも慎重に設定(声だけではなく、太鼓が大きく打ち鳴らされる事もあり、要注意です)

今回のお寺での主な録音機材は、
マイクが基本的にSchoeps CMC5+MK21orMK2Sの組み合わせ、予備がEV RE510(法話でハンドマイクを使いたい時に使用)、Shoeps BLM03Cg、DPA 4061(マイクが立てられないような状況の場合使用)等、たまにAKG C-414ULSの出番もあります!
ミキサーは基本的にはStuder961ですが、コンパクトにまとめたい時はStuder779の出番もあり。
レコーダーはDIGIDESIGN Pro Tools LE003 Rack & Factoryがメインレコーダー、EDIROLE R-4 Proがサブレコーダーで、いずれも2Tr〜4Trでのマルチトラック収録、DATをサブに使用する事もあり。

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今回延暦寺の録音時に泊まったのは、延暦寺会館という宿坊ですが、もう殆ど普通のホテルです(笑)
部屋も奇麗で広々としていたし、大浴場も気持ちよかったし、食事もとても美味しかったです。
運良く琵琶湖側の部屋に泊まれたので、朝窓からは上の写真のような風景が見られました(ちょっと感動です)

写真はありませんが、延暦寺での勤行の録音は根本中堂で行われましたが、この根本中堂、通常は中陣と呼ばれる参拝者と同じ場所からしか録音出来ないのですが、今回はなんと特別に内陣まで入らせていただき、本尊の目の前にマイクや機材をセットする事が出来ました(ただし、身体を清める儀式が必要です!)


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知恩院は、関西出身の私には懐かしい場所です。
お正月には、となりの八坂神社と合わせてよく初詣に行ったものです(笑)

ここでの録音は何の制限もなく好きなようにマイクや機材をセットさせて頂き、とってもやり易かったです。
昼間はあれほど参拝客で賑わう境内も、朝の5時には流石に人気は無く清々しい気分で仕事ができました。

さて世の中はクリスマス気分もちらほら感じられるこの頃ですが、後半戦も沢山のお寺の録音が控えていますし、また年末は例年忙しく、個人的には12月の土日は全て現場で押さえられています。
今年も後悔無く年末が迎えられるよう、残り一ヶ月半も全開でがんばります。

新聞に出ました!

社員Yです。

新聞に出たといっても私事ではなく、当社から「遮那 〜水のながれ光の如く」というCDが発売されているアーティスト(笛奏者)雲龍さんの事です。

↑CD情報はこちら

本日10/25付け日本経済新聞の文化面に「古代の響き 笛に求めて」というタイトルで大きく掲載されています。

幼い頃からの生い立ちや、笛に興味を持ったきっかけ、笛奏者になった経緯、今までの活動等が分かり易く書いてあります。

興味のある方は是非一度お読みください。

それではまた。

なかなか落ち着けません(笑)

社員Yです。

今月の録音は偶然にもヴァイオリンの無伴奏曲が2作品!

一つ目は松田理奈ちゃんの新録、イザーイの「無伴奏ヴァイオリンソナタ」作品27番。
横浜青葉台のフィリアホールでの録音ですが、6月の前半の録音に引き続き今回が後半の録音。

このホールは舞台スタッフがとっても良く気配りをしてくれるので、我々外部の人間にとってはとっても仕事のし易いホールの一つです。

今回は無伴奏なので当然演奏者は一人、スタッフもエンジニア兼ディレクターの社長Nとサポートの私Y、プロデューサーとレコード会社の担当者と最小人数でのセッションとなりました。
使用マイクは、メイン:DPA4006、オフ:B&K4006の合計4本

理奈ちゃんと私は同じiPhoneユーザーなので、休憩中にはその話題で盛り上がる事も・・・

残念ながら今回は写真を撮り忘れてしまいましたので、写真は有りませんが、編集も無事に終わって後は発売を待つばかりで、楽しみです。

二つ目は漆原啓子さんの新録、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ。
これは来年デビュー30周年を迎える漆原さんの節目を飾る作品で、来年1月に第2回目の録音を控えています。

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今回の録音場所は石橋メモリアルホール
完璧に近い静寂を得る為に、舞台上の照明を全てオフ。持ち込みのLED照明器具を使い、上の写真の様なセッティングで録音しました。
使用マイクは、メイン:DPA4006、オフ:B&K4006の合計4本

私は旧ホールの音は一度も聞いた事が無いのですが、新しいホールの音の印象は、音像が近いというか後ろの席までしっかり音が届いているって感じでした。
また2階席は、周りの響きが集まってくる感じでたっぷりとした響きの音が聞けました。
またもう一つホールの特徴としては、オフマイクの位置が近いって事でしょうか?
今回の場合、客席最前列から3列目あたりが一番ベストな位置でした。通常はもっと後ろの位置にくる事が多いんですけどね。

後は、先月に引き続き、高野山の金剛峰寺、京都の浄瑠璃寺、岩手の天台寺でのお経と法話、梵鐘の録音がありました。
これらは仕事をしているより移動している時間の方が長くてなかなか大変なのですが、和尚様のありがたい話やお経を聞いていると、なんだか体が清められる気がします。

今日から9月

気がつくと今日から9月[がく~(落胆した顔)]
学校も始まり、朝の通勤風景も夏休みモードから普段のモードに変わりましたね。

さてさて、忙しさにかまけて1ヶ月以上も更新をサボってしまいました[ふらふら]
兎に角8月は大忙しで、しかも忙しいにも関わらず、なかなか終わらない不思議なひと月でした。

まずは、7月末から始まった埼玉県吹奏楽コンクール。
今年は主に中学校の部を担当する事になり、鴻巣市、本庄市、狭山市、所沢市、さいたま市、三郷市と、延べ13日でいろいろな会場へ行き、当日即売のCDの売り上げも昨年より多く、なんとか一安心。

コンクールと平行して、8/31、9/1には、私がフリーランスの時代からお付き合いのある「荒川区民オペラ」の本番が有りました。
今年の演目は、「ラ・ボエーム」。
こちらは、区民オーケストラ、区民合唱団が主体のオペラですが、メインキャストはちゃんとオーディションで選ばれ、裏方スタッフもちゃんとプロで固められた本格的なオペラです。
私は音響担当として、ステージへのモニターの返しとビデオ収録用の音声ミックスを担当しました。

翌週は、東京都高等学校吹奏楽コンクールのビデオ収録。
これは昔からお付き合いのあるビデオ制作会社の音声担当として参加しました。
今回はビデオの音声ミックスだけではなく、埼玉県同様、当日即売CDの録音も平行して行いましたが、たいしたトラブルも無くスムーズに進行し、ホットしました。

またこの週は、鈴木輝昭先生の作品の録音で福島へ出張(これらは、今後取り貯めたものを、後日CDにまとめて発売する予定です)と奈良の薬師寺での法話とお経の録音と、最大3現場をパラまわしする結構大変な一週間でした。

8月後半最初の現場は、茨城県マーチングフェスティバルのビデオ撮影でひたちなか市へ出張。
茨城から戻ったその日に桐生へ移動して、翌日から韓国のテノール歌手、べ・チェチョル氏の録音。
べ氏は、甲状腺がんで一度は声を失うも奇跡の復活を遂げた歌手で、詳細はヴォイス・ファクトリー様のHPをどうぞ。

同じ週には、弊社の副社長Mが主催するピアノ教室の発表会もあり、社長のIも特別出演の為、忙しい日々の仕事の合間を縫ってリハーサルに参加するというハードスケジュール。

月末最後の現場は、青山のEAT AND MEETS Cayで行われた、沖縄民謡の重鎮、登川誠仁さんのライブ録音です。
400人のオール・スタンディングで大盛況のライブでしたが、久々に聞いた沖縄民謡、やっぱ良いですね〜。

これ以外にも、現場の合間を縫って編集やマスタリング作業もこなさなくてはいけないので、今月は本当に忙しい一ヶ月でした。
9月は少し落ち着けそうですが、気を抜く事無くがんばります。

夏本番!

社員Yです、またまた久々の更新になってしましました(汗)

実は、この6月から、ビクター青山スタジオの編集室の内2部屋を当社で業務委託を受けまして、その内の1部屋を私が担当しているため、週に3日程スタジオに通う事になり、プチ出稼ぎ状態(笑)で殆ど事務所にも顔を出さず、現場とスタジオばかりの日々を送っています。

とは言うものの、5月の高野山のSEを使用したDVD96(我々の別組織、音職ドット・コムが提唱する新しいメディア、静止画(写真等)に96kHz/24bitのハイレゾリューション音源を組み合わせたモノ)のサンプル盤の編集や、漆原啓子さんと練木繁夫さんのベートヴェン・ピアノ・ソナタの2枚目の録音(残念ながら私は参加してませんが・・・)、和楽アンサンブルのイベントの音響、東京都高等学校吹奏楽盟定期演奏会のビデオ撮影の音声を担当したり、金蔵寺というお寺でお経の録音をしたり(今年はなんかお寺関連の仕事が多いです・・・)ビクター名流小唄祭りで舞台の進行を務めたり、ピアニストの川上昌裕さんのレコ発関連のイベントが有ったりと、会社的にも結構忙しく過ごしています。

この連休中も、私は、河口湖のステラシアターで行われた、富士バンドカーニバル2010のビデオ撮影で音声を担当し(河口湖は湿度が低くとても過ごし易かったです!)、社長は、奈良のお寺で法話の録音に出かけ、他のスタッフもアーティストのイベントや演奏会の販促に出掛けたりとフル回転です。

昨年から参加している、埼玉県吹奏楽コンクールももうすぐ始まりますので、その打ち合わせや、会場下見、資料や機材、人のシフトの確認等、やる事は山積みです。

梅雨が明けた途端、真夏日が続いてますが、暑さなんかに負けずに秋まで突っ走るぞ〜。

野上真梨子さんとヤマハスペースMにてセッション録音

社長のNです。

昨日はヤマハ・ミュージックメディアという出版部門の企画でショパンの曲集を収録する仕事でした。そこでまた新しい才能にめぐり会うことが出来ました。ピアニストの野上真梨子さんです。

朝9時前に目黒にあるヤマハに到着すると担当の小林さんが我々をにこやかな笑顔で迎えていただきました。

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↑今回のセッティングはこんな感じ。今回はホールでは無く、スペースMという元リハーサルスタジオでの録音なので、こんなセッティングになりました。左手奥に見えるのが、今回の録音室(なんとピアノ庫です!)

 

ひと通りのご挨拶のあと「今日もやるぞ」モードに切り替え録音機材を3階のスペースMに搬入し、何時もの様にセッティングをしていると、著書の編集を担当してらっしゃる鹿目さんが挨拶にきてくれてお話しすると私の大学の後輩であることが判明しちょっとびっくり。

しばらくして10時半ぐらいに著者の下田幸二さんがいらっしゃってごあいさつ。「妻がお世話になってます」などと言われお話をすると下田さんはなんとピアニストの高橋多佳子さんの旦那さんと言うことでびっくり。

さらにしばらくして「本日のピアニストの野上さんです。」と紹介された彼女は私の娘とさほど年端もいかぬかわいらしいお嬢さん。桐朋音楽大学に通う1年生と聞いてまたまたびっくり!

さらに驚いたのは、演奏テクニックです。その安定感は2日間を予定していた録音が1日で終了していまうほどです。

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録音を終了して、食事の際の話の中でまたもサプライズ。野上さんのお母様と小林さんは大学時代同じクラスだったことが判明。

いろいろと、ご縁を感じる録音になりました。

野上さんは今ショパンコンクールの最中と言う事で少しでもよい結果が出るとよいなぁ、と思う次第です。

今度はうちの会社のCDとして録音しましょうね。是非!

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ディレクターのY氏と私、収録中の一コマ


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