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今月の新譜情報

社員Yです。

暫く更新してませんでしたが・・・・
今月は新譜が3タイトルも出ます。

その1
これは既に発売になっていますが、「寺嶋陸也plays林光 Rikuya Terashima Piano Recital2011」 NARD-5034 ¥3,000(税込み)
今年の2/8、東京文化会館小ホールで行われた、林光ピアノソナタ全3曲の演奏会のライブ録音盤です。

その2&3
こちらは足掛け3年を費やしたプロジェクトがついに完成。
漆原啓子(Vn)さんと練木繁夫(Pf)さんによるベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集の最後の2枚。
NARD-5021 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番、セレナーデOp.41
NARD-5024 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番、第10番
どちらも税込み¥2,940で、10/21発売です。
NARD-5021 NARD-5024

また漆原啓子さんと練木繁夫さんの最新インタビュー動画もHP上にアップされていますので、是非ご覧下さい。

これらのCDは、全て弊社HPのWebShopからご購入いただけます。


佐藤敏直の世界のライブ録音に行ってきました

9/3(土)、東京オペラシティ リサイタルホールで行われた「佐藤敏直の世界」〜邦楽とピアノの響 のライブ録音に行ってきました。

このライブは、この日9/3に発売になった、佐藤敏直作曲の「ピアノのためのイメージ曲集<スケッチブック>」
http://www.narrecords.com/catalog-narc2077.html の発売記念を兼ねての演奏会でしたが、第1部は日本音楽集団が演奏する「邦楽作品」と第2部は東誠三氏が演奏する「ピアノ作品」の2部構成でした。
しかも、今回演奏会で使用したピアノは、実際に録音で使用したモノと同じピアノを高木クラビアさんに持ち込んでいただき、より一層佐藤敏直の世界観が伝わる様配慮された演奏会でした。

録音に使用したマイクは、メインマイク(3点吊り)DPA4006、箏:CMC6xt+21、十七絃:CMC6xt+21、尺八:B&K4006、打楽器:C-414ULS、三味線:C-414ULSとライブ録音としては極めてオーソドックスはセッティングとなりました(ピアノはメインマイクのみを使用)

ジュリアン・ユーのライブ録音に行ってきました。

昨日8/25は、サントリーホールで行われている「サマーフェスティバル2011」のテーマ作曲家ジュリアン・ユー氏の管弦楽の録音に行ってきました。

ジュリアン・ユー氏は北京生まれで現在はオーストラリアを拠点に活動している作曲家です。

今回の目的は、サントリーホール委嘱作品である「交響曲:我らの自然界のために」を録音する事ですが、この日はその他にもユー氏の1987年作品「WU YU」や、ユー氏の恩師でもある湯浅譲二氏の「芭蕉の情景」、田中聡氏の「沈黙の時〜オーケストラのための」、湯浅氏が作曲しユー氏が編曲した「内触覚的宇宙」の演奏がありました。

今回は、マイクセッティングは極めてノーマルだったのですが、打楽器が曲によって頻繁に入れ替わるため、マイク位置とマイクケーブルの引き回しに注意が必要でした。

来週30日には、同じジュリアン・ユー氏の室内楽編の演奏会がブルーローズ(小ホール)であり、これも録音に行ってきます。
さて次回はどんな演奏が聴けるのか楽しみです。

吹奏楽コンクール

社員Yです。

7/30から埼玉県吹奏楽コンクールが始まっています。
弊社は2年前から録音に参加していますが、今年は羽生市産業文化ホールでの東部地区大会、所沢市民文化センターでの西部地区大会、8/11、8/12の小学校、高等学校部門の県大会@さいたま市文化センター、8/28の職場一般部門D部門@さいたま市文化センターの延べ14日間の録音を担当します。

今日はもう既に8/9ですから、地区大会は大方終了し、後は県大会と職場一般のDを残すのみ。
埼玉県は吹奏楽のレベルが高い県なので、地区大会からハイレベルな戦いが繰り広げられているため、録音していても楽しいです。

商品としては、地区大会及び県大会共に、1枚のCD-Rに1校づつ収録したもの(これは当日現場のホールロビーで販売しています)と、中学校県大会A部門の金賞受賞校のみを集めた2枚組のCD-Rを販売します(こちらは当日もしくは後日の予約販売)また高等学校県大会A部門、B部門の金賞校を集めたCDは現在販売を検討中です。
興味の有る方は是非弊社迄お問い合わせください。

忘れられないアルバム

引き続き社員Yです。

当社の作品ではないのですが、スタジオでの録音の真っ最中に、あの3月の大震災を体験した思いで深いアルバ
ム。
純邦楽ユニットによる、J-Popのカヴァーアルバム「和カフェ~和楽器よる夏の歌~/和楽アンサンブル」が6/15にいよいよ発売になります。


前回の「和カフェ〜和楽器による春の歌〜」
http://www.respect-record.co.jp/discs/res162.html に引き続き、私は録音とミックスを担当させていただきました。

最近は、録音〜マスタリング迄一環して作業する仕事が多く、しかも大抵はホールを使ったステレオ一発録り。
このCDは純邦楽ですが、スタジオでのマルチ録音。しかし前作に比べ、ステージでの再現性も考慮してダビングを極力減らしながらも音の厚みはキープする事を目指した意欲的な作品に仕上がっています。

録音は麻布にあるサウンドシティBst、マスタリングは音響ハウスの中里氏。
全11曲を3日間で録音、2日間で全ミックスを仕上げるという、なかなかハードなスケジュールでしたが、演奏者は若手だけどベテランにも負けない強者揃いだし、サウンドシティスタジオにはコンディションが良いビンテージマイクと優秀なアシスタントエンジニアがいるので、ストレスなく作業が出来ました。

今回使用したマイクは、三味線:RCA77DX、箏:NEUMANN M-49c、尺八:NEUMANN U-67、笛:SHURE SM-57、胡弓:SONY C-38B、RCA77DX、邦楽打楽器:NEUMANN U-87i、AKG C451EB、SENNHEISER MD421U等です。
今回特筆すべきはやはりRCA77DXでしょうね。コンディションの良いビンテージのリボンマイクが使えるスタジオは日本では少ないので、これを今回三味線に使えたのは大きかったですね。
また胡弓のマイクは楽曲によって上記の2種類を使い分けています。

ご報告

社員Yです。

報告1:
2月21日に発売になった、「安田正昭 & 小野文子 / ホルスト:組曲「惑星」(2台ピアノ版)」NARC-2061 ¥2,500(税込み)がレコード芸術6月号で準特選になりました。

http://www.narrecords.com/catalog-narc2061.html

報告2:5月7日に発売になったばかりの「漆原啓子 / バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ & パルティータ(全曲)」NARD-5035〜5036 ¥3,500(2CD税込み)がレコード芸術6月号で特選になりました。


皆様ありがとうございました。

また、昨日6/12、タワーレコード渋谷でイベントが行われました。「漆原啓子&練木繁夫 ミニ・コンサート&サイン会」も大盛況のうちに無事終了いたしました。
ご来場頂いた皆様ありがとうございました。当日の写真などをアップしてありますので、以下のサイトをご覧下さい。

http://www.facebook.com/pages/漆原啓子ファンページ/197022337004325?sk=wall&filter=1

2011-05-30

ヴァイオリンの漆原啓子さんとピアノの練木繁夫さんによる、ベートーヴェンのVnソナタ全集の完結編の録音が終わりました。
場所は前回同様、群馬県の笠懸野文化ホール「パル」。

何時もの様に気心の知れた最小限のスタッフと、いつも気持ちよく仕事が出来るように気遣いをして頂けるホールで、何時もの様にアットホームな雰囲気で録音は行われました。

発売は、10月21日を予定していますので、どうぞご期待ください。
20110524Urushihara&Neriki(変換後).jpg
写真は、左から、エンジニアの今泉、漆原啓子さん、練木繁夫さん、そして、コーヒー片手のダンディー坂元氏。
第10番のスケルツォのプレイバックを確認している様子です

佐藤敏直プロジェクト

5/18、5/19と、佐藤敏直さん作曲の「スケッチブック」という、ピアノのためのイメージ曲集(カワイ出版)のCD録音をしてきました。
ピアニストは東誠三さん、録音場所は東大和市民会館ハミングホール。

9/3の演奏会に向けて「音の杜」http://www.otonomori.com/ から発売予定です。

東さんRec-2 1105.19(変換後).jpg
使用マイクはDPA4006×2のみ。
ピアノはいつもの様に高木クラビアさんに持ち込んでいただきました。
ピアニストの東誠三さんはマイ椅子も持ち込みです。

東さんRec-3 110519(変換後).jpg
録音終了後に楽屋でのスタッフの集合写真。

なんと今回はとてもスムーズに録音が進み、録音初日は11:00〜18:00、二日目は11:00〜13:00で全ての録音が終了しました!

もうすぐ連休

社員Yです。

震災以来仕事のキャンセルや延期が相次ぎ、4月は暇かと思いきや何故か慌ただしく、あっという間に月末になってしまいました。
5月以降は少しだけ仕事が戻りつつあるので、今のうちに英気を養っておきましょう。

さて今年は連休終わりに小社からヴァイオリニスト漆原啓子さんの新譜がでます。
タイトルは「バッハ:無伴奏Vnのためのソナタ&パルティータ(全曲)」
NARD-5035~5036

NARD5035(変換後).jpg

漆原啓子さん、デビュー30周年記念の渾身のアルバムですので、是非聞いて下さい。

インタビュー動画や演奏会の情報は小社のHPをご覧下さい。

お見舞い申し上げます

このたびの震災で被災された方に心からお見舞い申し上げます。

仙台を始め、東北地方は結構録音で訪れる機会も多く、また社長の実家が郡山、妹さんが仙台に嫁いでいる事も有り、決して人ごとでは有りません(幸い実家も妹さんも無事が確認出来ています)
関係者の皆様が無事である事を祈るばかりです。

弊社の有ります神田神保町も地震当日はかなり揺れましたが、幸い建物には全く影響なく、事務所の中も物が落ちたり壊れたりする事もなく、社員全員が無事でした(地震当日は、社長以下3名が帰宅難民にはなりましたが・・・)
またこの地区は計画停電の影響も無い為、現在も節電に気を使いながら通常業務を続けています。
が、今月来月の録音や現場のスケジュールが軒並みキャンセルになり、私が出向しているビクタースタジオも自宅待機になったりと、震災の影響は少なからず有ります。

また私の住む埼玉県南部も、13日の日曜日から買い占めやガソリンの欠品が相次ぎ、今日現在も菓子パンは手に入りますが、それ以外はカップ麺も含め入手困難が続いています。
しかし、いつも利用している駅前の駐輪場が隣接する同一管理の駐車場を臨時駐輪場に解放して、普段なら朝の8時半頃には満車になる駐輪場が、大幅に自転車の受け入れを増やしていたり、私の自宅のある地区が計画停電のリストに入っていなかったり(浄水場に隣接している為か?)、東武東上線も上り電車は比較的安定して動いている為、出社にはそれほど支障がない等、少しは安心出来る要素も有ります。

まだ暫くは大変な事が続きそうですが、皆で協力し合って乗り越えて行きましょう。

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