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林美智子とスタジオ対決

林美智子さんのスタジオ録音1回戦が終了です。
サンライズスタジオは天井が低く林さんの様なオペラの発声で歌われる方の収録には少々難しさがあります。
アシスタントの方に依りますと、ブースの無いこのスタジオでは仕切り板でピアノと唄を区切って録る人が多いとの事ですが、今回は通常ホールで行われる様な配置でやりました。録りも2Mixです。エコーマシーンは使いましたが、リミッターなどは使いませんでした。
ピアノ用のマイクロフォンはB&K4006、唄用はゼンハイザー8040です。セッティングは多くのエンジニアよりも音源に対して離れているそうです。特に唄用のセッティングはウインドスクリーンが全然要らない位離れているのに驚いている様子でしたが、このポイントは今回の一番のミソでもあると考えてましたので、細心の注意を払いました。

8日からは何時も天満さんの伴奏をされている、吉竹さんのピアノ名曲集の収録でした。
場所は府中の森ウィーンホールです。ここはホールとしてもその響の長さでは1、2で、先日までとは正反対の環境です。日本総合制作の大橋さんの仕切りですから、機材はゴージャスです。マイクはB&K4040、マイクアンプはクリエーション、クロックは自社開発のスーパークロック使用。しかし私はエンジニアだけでなくディレクターでもありましたので、神経の疲れかたは倍です。

ぼろぼろになった3日間を終えて、
11日はビクタースタジオで佐藤美恵子さんの編集でした。予想に反して夜中の2時まで掛かりディレクターの若生氏を自宅まで送って家に着いたのが5時。

昨日はカプースチン自作自演の販売プロモーション用のCDコピーなどを作り、今日は鈴木輝昭さんの合唱曲のご自身立会いの編集です。

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コメント 3

迷走選択

はじめまして。
マイクロホンの購入選定に迷走している者でございます。

よろしければ
ゼンハイザーMKH8040およびMKH8000シリーズの音質について
ご意見をお聞かせ下さい。
どのような音質なのでしょうか?。
4006やショップスのクラシック録音定番機種などとの比較でお教え頂くのでも結構です。

個人的には
「MKH2ケタ」シリーズなどを聴くと「ゼンハイザーは硬質な音かな?」という印象を受けるので
・ただし私はネット上のサンプルでしか試聴出来ない環境に居ります・
カプセル内で
バランス出力までとりあえず完結させている・のでしょうか?・8000シリーズですと
回路が高集積されていることにより
ノイズレベルなどは4006やショップスの15dB前後に対し
10dBと優秀なことの理由は理解しやすいですし
それは素晴らしいことですが
肝心の音質については
いわばオペアンプ回路とディスクリート回路の差のように
高集積化?されていることで音質的に制約があるのではないか?
と想像・憶測?・しております。
ボーカルに御使用ということは少なくとも「硬質な音ではない」と
いうことなのでしょうか?。
率直なご意見を頂ければ大変有難いことであります。
また
湿度に対する耐性についてお気付きになったことがございましたら
お教え下さい。

以上よろしくお願い申し上げます。



by 迷走選択 (2008-08-23 14:39) 

narrecords

ゼンハイザーにはスペックの良さだけでなく、独特の音作りの良さと言う物があります。その反面難しさと言うのも有ります。ショップスやB&Kで難しいと感じるものは概ねそれ以上に難しいです。ですからこれさえあれば大体用が足りるという様な物ではありません。ですが、ショップスやB&Kやノイマンでは出せない何とも形容し難い魅力が有るのも事実です。その様な事を踏まえると最初に買うべきマイクでは有りませんが是非持っていたいマイクであるには違いありません。適切に質問に答えられているのか解りませんが、たとえば、ピアノ伴奏付きの合唱のライヴ録音なんて物にはあまり向いていませんが、アカペラであれば他とは一味違ったパフォーマンスが得られるでしょうし、ヴァイオリンやソプラノ等にも今まで苦労して来た事等嘘の様なんて時も有ります。何れにしても楽しいアイテムであるし、メインマイクとしての質も持ち合わせています。が、重ねて言いますが、定番と言われるマイクよりも時と場合を選ぶのでご注意。
by narrecords (2008-09-24 23:34) 

迷走選択

お答え頂いたのに気付きませんで
誠に失礼致しました。
ありがとうございました。

by 迷走選択 (2008-11-17 17:25) 

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