細野晴臣プロデュース「つるとかめ3」のレコーディング後記①
9月21日に東京を出て東北自動車道を北へまっしぐら。迎えてくれたのは津軽平野の広大な景色と雄大で柔らかい岩木山の長い裾野に沈む夕日のグラデーションでした。目的地の津軽富士見湖のほとりに着いた頃にはあたりはもう漆黒の闇。街灯もほとんど無いので油断するとりんご畑や田んぼに突っ込んでしまいそうです。やっとの思いで宿について一服し笹館町会長さんに連絡を取って明日からのスタジオになる場所へ案内して頂いて、とりあえず荷物を降ろして今日は終了。鶴田町の駅近くまで出向いてお寿司屋さんに入りました。引き戸を開けて店へ入ると大将が暇を持て余して横になっていて、我々に気づくと慌てた様子で「いらっしゃいませ」の声。内心「しまった!」と思ったのは私だけではなかったはず。ところがどっこい食べて見るとそこそこおいしくて、空腹だったせいもあって暫し無言でほうばっておりました。お腹が満たされてホッとした空気のなかで明日からの話をしていると、大将が話しかけてきたので澤田勝昭さんの話をすると表情がガラッと明るくなって、改めて先生の認知度の高さを認識した次第です。宿は天然温泉。いよいよ明日はアーティスト勢揃いです。続きはまた。
2006-09-29 21:30
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はじめまして Studer961から飛んできました
すばらしいお仕事ですね
耳の良いエンジニアの方がいて初めて 私ら聞くだけの者が楽しめます
RudyVanGelderがいたから あのレーベルが存在します
でも CDでLPのようなふくよかな倍音は無理なのでしょうか?
by Y&A (2006-10-14 10:35)