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ジャン・ジェンホワ初ホール録音

8月19〜21日群馬県の桐生市近郊にある笠懸野文化ホールに行って参りました。プログラムは、日本でも既にお馴染みの二胡奏者、ジャン・ジェンホワさんの初ホール録音とゆうことで(ライブではホールが多いので、意外?ですが)ホールに入られたときは随分表情がかたいように見えました。さて、このホールは録音には大変協力的でしかもスタッフの皆様の録音に対する理解度が深く、我々にとっては大変仕事がしやすいホールのひとつです。重い機材も車輪が付いていれば楽屋まで楽々の構造。部屋に入るともう既に響き止め用のカーテンが掛けられていて、音響用の電源が引かれてあります。そしてなんと廊下にはコーヒーメーカーや冷蔵庫も準備されているんです。感動です。録音は空調を止めてしまうので夏場の冷たい飲み物や冬場の暖かい飲み物は体に沁み入ります。今回はピアノと二胡、ハープと二胡という2パターンの編成。二胡は丁度チェロと同じ様な高さに音源が有ります。つまり前者の組み合わせの場合、二胡の近接マイクに入ってくるピアノの音が通常ライヴなどで見られる並び方のままでは良くないということで、このことをどう解決するかが録音のうえでのポイントということになります。もう1つは、二胡の独特な構造によるものです。二胡の胴の部分は筒状のものに表は革が貼ってありますが、裏にはありません。つまり楽器に共鳴した音が前だけでなく、後ろ側にも重要な音が出ているということです
main 4006, 二胡21+6xt/87Ai, pf4006, Amb62H


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うしがえる

本日、カプースチン作品集1,2が届きました。
とても良い演奏と録音だと思いました。
カプースチン自身の録音が今後望めない現在、
ピアノ作品全曲録音なんかやって欲しいですね。
これからも、良い録音を期待しています。!
by うしがえる (2005-09-10 16:36) 

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